『週刊東洋経済』6月4日号に
高橋洋一氏の「量的緩和策の解除を急ぐな 今こそ「インフレ目標政策」を採用せよ」(pp.98-100 )が出ています。
高橋氏は,福井俊彦日銀総裁の「クルーグマン氏は,人々のインフレ期待というのを政策的にマネージしうる,コントロールしうるという理解に立っているが,そこは極めて幻想だと私は思う」(03年12月10日経済財政諮問会議)を引用しながら,ところが,
日銀は予想インフレ率を金融政策によってうまくコントロールしてきたのが現実である。……しかも量的緩和政策手段として当座預金残高のみを使ってきたので,当座預金残高が予想インフレ率に強い影響を与えるという事実はある意味で当然である。
と述べ,当座預金残高と半年後における将来の予想インフレ率に強い相関があることを示しています。(図1)
日銀が金融コントロールの手段を絞ったがゆえにあらわれた見事な相関ですな。
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