映画「姑獲鳥の夏」
下のエントリーで最低,最悪って書いたんですが,そもそも原作があまり大したことないので,まぁこんなものかという気もします。
いえ,これは決して京極夏彦の『姑獲鳥の夏』が面白くないということではなくって,面白いんだけど,大したことないということで……。
要するに人物設定や背景描写,それに京極道の蘊蓄はかなり読ませるのだけれども,それだけ。
ミステリィとしては出来の良い作品とは言い難いように思います(それほど沢山のミステリィを読んでるわけではないですが)。
したがって,読後は脱力します。怒る人もいるかもしれません。何せあれだけのボリュームですから・笑
映画では原作のその良さも殺がれてしまっていて「つまらない」の一言に尽きますね。もちろん,面白いと思う人もいるでしょうし,それはそれで結構なのですが,少なくとも私は人に勧めません。ごめんなさい。
とくに原作の中禅寺秋彦ファンの人にはがっかりでしょう。


Comments
たしかにあの結末はないですよね、原作。でも原作はたしかに薀蓄が楽しめるのは事実。映画だと難しいでしょうね。
Posted by: Fellow Traveler | July 22, 2005 at 11:12 PM
Fellow Travelerさんも京極作品をお読みになっていたとは,ちょっと意外。守備範囲広いですね〜。
Posted by: nm | July 23, 2005 at 06:15 AM
たまたま人に勧められて借りただけでして、京極堂はこの本しか読んでいないです。なぜかミステリーは食指が伸びないのですけど、今度はなにか読んでみようかな。
Posted by: Fellow Traveler | July 24, 2005 at 10:23 PM
京極堂シリーズでは,bewaadさんもオススメしている『絡新婦の理』かあるいは第2作目の『魍魎の匣』でしょうか。
Posted by: nm | July 25, 2005 at 06:41 AM