小林英夫『日中戦争―殲滅戦から消耗戦へ』 (講談社現代新書,2007年)
1937年の盧溝橋事件から1945年までの8年間におよんだ日中戦争で,なぜ日本は敗れたのかを,日本と中国(蒋介石の国民党政府が中心)の戦略構想の違いから解き明かす。
著者は日本の戦略は軍事力・産業力といったハードパワーに裏付けられた「殲滅戦争」という考え方からついに脱却できず敗れ,逆に蒋介石の国民党政府は,外交・政治・メディア戦略といったソフトパワーに裏付けられた「消耗戦」を粘り強く戦い,ついには日本に勝利したとみる。
複雑な国際情勢のなかで,その国際情勢を読み解く術に長けていなかった(放棄してしまった)日本外交の弱さが,それまでの歴史的経験によるものなのか,当時の国内情勢からくる制約なのかについては議論があるだろうが(そして当然,著者はそうした議論も承知しているであろうが),あえて前者を強調することによって,日中両国の違いを際だたせたところに本書の面白さがある。
今日から8月
またちょっと日記が空いてしまいましたが、昨日、採点関連が一応全部終わりましたので、今日から「夏休み」モードに入ります。
……とは言っても、本当に休むのはこの週末ぐらいかな。お盆休みもないし、色々と仕事がたまっているので、なるべく8月中に片づけたい。
来月は中国行きもあるし^^;;;
















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