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「未来をひらく福澤諭吉展」(東京国立博物館 表慶館)

東博での会期は3月8日(日)まで。ということで、久しぶりに晴れた5日の日に行って参りました。会期末が近いこともあってか、非常に盛況でした。慶応関係者の方のお話では、累計6万人の来場者を突破したとか。


Fukuzawa


さて、内容も非常に充実したもので、堪能しましたが、とくに経済関係の展示で興味を引いたものをいくつか。

一つは、福澤が日清戦争後のバブル景気のときに、森村組のニューヨーク支店長・村井保固に宛てた直筆書簡。福澤の書簡集にも収められていますが、もちろん会場では福澤直筆の書簡が展示されていました。

また大阪紡績の山辺丈夫が滞英中に付けていた日記も非常に珍しいもの。というか、山辺丈夫が慶応関係者であることが、あまり知られていないような(在学は1年間だけだったみたいです)。

いわゆる「福澤山脈」に連なる人々だけではなく、慶応に学び、地方での実業活動を推進した人々の関連資料も丹念に集められており、注目に値すると思います。

経済関係ではないですが、『言海』の出版記念のパーティー招待状で自分の名前が伊藤博文のあとにあったことに腹を立てて黒く塗りつぶして送り返したという有名なその案内状の実物とか・笑) も一見の価値あり。よほど政治家(伊藤?)が嫌いだったんでしょうね。

福澤が一貫教育のヒントを得たと言われる、イギリスのキングス・カレッジ・スクール(1897年にウィンブルドンに移転して別法人となった)の展示も興味を引きます。福澤は実際にキングス・カレッジ・スクールを訪れたことがあったそうですが、そのウィンブルドンのキングス・カレッジ・スクールは、私がかつて1年間ウィンブルドンに住んでいたフラットの前の道の坂を登ったところにありました。福澤がそこを訪れたわけではありませんが、住んでいたときは何も知らなかったので、このたび改めてへぇ〜と思った次第。

写真を探したんですが、そのキングスカレッジスクールの間の道を抜けてウィンブルドン・コモンに至る散歩コースの画像しかありませんでした^^;;;

両側がキングスカレッジスクール(ウィンブルドン)です。

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