長尾直樹監督『アルゼンチンババア』(2007年)

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原作は吉本ばなな。吉本ばななの作品は読んだことないので,原作との比較もできないし,こういう感じかなという先入観もまったくなし。

という私が見た感想は……

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蜷川実花監督『さくらん』(2007年,アスミック・エース)

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 絢爛豪華な吉原花魁の世界を描いた安野モヨ子原作の漫画を映画化。DVDで鑑賞。


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ケヴィン・マクドナルド『ラスト・キング・オブ.スコットランド』(2006年 英=米)

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 ウガンダの元大統領・アミンを演じて,2006年の各主演男優賞を総嘗めにしたフォレスト・ウィテカー。その鬼気迫る演技は必見。

 ウガンダに「自分探し」のため?医師としてやってきたスコットランド人青年医師が,アミンの魅力に引き込まれ,アミンの「側近」に取り立てられていくのだが,やがて……。

(以下,ネタバレあり)


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五十嵐匠監督『長州ファイブ』(2006年,日本)

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松田龍平が初代工部卿の山尾庸三役。

でも,日本人の多くは山尾? Who?だろうな。

私もその昔,北先生の本ではじめて知った。


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クリス・ヌーナン監督,レネー・ゼルウィガー,ユアン・マクレガー主演『ミス・ポター』(2006年,イギリス・アメリカ)

 『ベイブ』から11年。久しぶりの監督作品となるクリス・ヌーナンの新作。『ブリジット・ジョーンズの日記』『コールド・マウンテン』など数々の作品で今や演技派女優ナンバー1のレネー(レニー)・ゼルウィガーがピーター・ラビットの原作者,ビアトリクス・ポターを好演。

 ピーターたちが動くことは映画の宣伝などで知ってはいたが,その動かし方がとても良かった。ピーター・ラビットとその仲間たちの絵本はほとんど読んだことがない人でも,これを機に是非読んでみたくなること請け合いだ。

 また20世紀初頭のイギリスが,全編「本物」を使って再現されているところも見どころ。ヒルトップ農場は「本物とは違う」と思ったが,ポターのもう一つの家であるユー・ツリー・ファームをリメークして撮影されたとのこと。詳しくはこちら。また印刷工場のシーンも博物館の「本物」で撮影されたとのこと。

 こうした歴史的文物を用いて映画が撮れてしまうことが,さすがイギリスというべきか。

 もちろん,湖水地方の自然をバックにロケーションが出来ること自体が,ミス・ポターその人の功績に帰せられるのだが。

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アレックス・ギブニー監督『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』(2005年 アメリカ)

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 1985年に創立。エネルギー取引の規制緩和の波に乗り、あっという間に巨大企業に。そして、2001年にその不正会計が暴露されて2ヶ月で崩壊したエンロン。アメリカ最大の企業犯罪事件を関係者のインタビューなどを交えながら構成したドキュメンタリー。

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マーティン・スコセッシ監督『デパーテッド』(2006年、アメリカ)

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スコセッシ監督のアカデミー賞受賞作。デカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソンと豪華スターの共演。ま、そういった意味で見ておいて悪くはないだろう。

以下、ネタバレ注意


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その時歴史が動いた

本日放送予定の「その時歴史が動いた」は、石橋湛山。Vをセットしとかなくっちゃ。

ただ、予定をみると、戦前よりも戦後に、経済よりも政治・外交に重点が置かれた内容のようですが……。

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ゴア・ヴァービンスキー監督『パイレーツ・オブ・カリビアン—ワールド・エンド—』(2007年、アメリカ)

001*画像は、パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド - goo 映画より。(C)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

1日は「映画の日」ということで、シネコンで映画鑑賞(したのは久しぶりだが・笑)。

この三部作、最初はDVDで、そして二作目、三作目は劇場で鑑賞した。

#以下、ネタバレ注意。


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クエンティン・タランティーノ『キル・ビル vol.1,vol.2』(2003〜2004年、アメリカ)

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今さらながらですが、両方観ました。

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生野慈朗『手紙』(2006年、日本)

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同名の東野圭吾小説の映画化。沢尻エリカの関西弁には確かに違和感ありましたが、全体としてはなかなかの佳作ではないでしょうか。

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NHKスペシャル「長寿企業大国にっぽん」

 NHKスペシャル「長寿企業大国にっぽん」を観る。日本には創業100年を超える長寿企業が、数万社存在し、国際比較すると世界でもまれな「長寿企業大国」なんだそうだ(どういう基準で「創業」を考えるかによって随分違ってくるようにも思うが……)。

 番組の内容自体はそれなりに面白かったが、しかし、その数万社の創業期にどういう傾向があるのかは、少なくとも知りたかったな。江戸時代がもっとも多いのか、あるいは明治時代か? 100年だと明治末期に創業でもすでに100年だし。

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マーティン・キャンベル『007/カジノ・ロワイヤル』(2006、英=米)

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本当は劇場で観たかった(観るべきだった)本作品をようやくDVDで鑑賞。評判に違わぬ良い出来栄えの007で満足。

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ポン・ジュノ『グエムル−漢江の怪物−』(2006年、韓国)

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『リンダ リンダ リンダ』のペ・ドゥナが怪物に襲われてさらわれる女の子(コ・アソン DVDのジャケット写真の子)のお姉さん役。アーチェリーの銅メダリストという設定だから、最後の怪物退治にアーチェリーが使われることは明白・w

『大統領の理髪師』『親切なクムジャさん』のソン・ガンホを主役に配置し、怪物もの映画にユーモラスなテイストを醸し出させている。

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堤幸彦『サイレン』(2005年、日本)

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ま、端的に申し上げて駄作ですね。観る価値なし。


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青山真治監督『レイクサイド マーダーケース』(2004年、東宝)

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 東野圭吾原作作品。映画は「失敗作」だという話を聞いていたが、DVDレンタルでテレビで観れば、そこそこ観られる映画では? 「心理劇」スタイルも嫌いじゃない。

(以下、ネタバレあり)


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帰ってきた時効警察「今回、三日月が大活躍する理由は深く探らない方がいいのだ!」

オダギリ・ジョーが脚本・監督を担当した一編。したがって、「今回、三日月が大活躍する理由は」深く探るまでもなく、霧山くん自身が、監督を担当したから・笑

番組サイトの予告のページでは、脚本・監督「トム・ジョンイル」とクレジットされていたが、昨日のエンド・クレジットではちゃんと「オダギリ・ジョー」となっていた。

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ブライアン・デ・パルマ『ブラック・ダリア』(2006、アメリカ)

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最初から期待値は低かったので、その意味では十分良かった・笑。

デ・パルマ式お遊びも楽しめたし、何よりモノクロフィルムに焼き付けられたエリザベス・ショート(ミア・カーシュナー)が良い。スカーレット・ヨハンソンもヒラリー・スワンクも良いのだが……。


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ETV特集「東京を創った男 後藤新平〜その思想と戦略〜」

昨晩放映のNHK・ETV特集は「東京を創った男」ということで、後藤新平の思想と戦略が取り上げられていた。ちらちら見ていただけなので、まっとうな感想を述べる資格はないのだが、

1)後藤の声はここのレコードのものと似ていた気がするが、似せて作った?

2)「利害休戚」のが、になっていた。恥ずかしいから直しておくように・笑

*ちなみに「休戚」(きゅうせき)は喜びと悲しみという意味。


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クリント・イーストウッド監督『父親たちの星条旗』(2006年アメリカ)

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こちらはアメリカ側から見た「硫黄島の戦い」。あの有名な硫黄島の星条旗にまつわるエピソードを軸に、ヒーローに祭り上げられていった兵士たちの苦悩を描いた佳作である。

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李相日監督『フラガール』(2006、日本)

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評判の映画ということで、DVD鑑賞。これは一種の経済史映画ですね。

2歳からバレエを習っていたという蒼井優の踊りはさすが。


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クリント・イーストウッド監督『硫黄島からの手紙』(2006年 アメリカ)

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大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した梯久美子『散るぞ悲しき』(新潮社、2005年)が面白かったので(異論が多くあることも承知しているが)、どうしても比べてしまう。決して悪くはないとは思うのだが……。やや集中力を欠いた鑑賞態度も良くなかったかな?^^;;;

しかし、硫黄島守備隊がなぜ玉砕を選択せずに最後まで徹底抗戦を選択したのか、「生き地獄」と表現された地下要塞の過酷さなどが、やはり今一つ描ききれていないように感じた。

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イギリスの食事情

 昨晩,NHK・BSの「こだわりライフ ヨーロッパ」(21:30〜21:50)で,イギリスのコッツウォルズ地方の豊かな食材を活かして,イギリスの食文化向上に努力している料理人のロブ・リースさんが紹介されていた。

 最近,コッツウォルズ地方の有機野菜や酪農製品には注目が集まっているとのことだったが,何よりイギリス人の料理への関心が高まっているらしい(官民あげて食育の充実に力を入れている)。

 それでもロブさんの切実なリクエストは,

「最低でも,週に一回は料理して欲しい

ということだったし,ロブさんが学校に出張しておこなっている料理教室に参加した高校生は,

「両親もジャンクフードばかりでなく,料理をして欲しい

との感想を述べていた。

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白虎隊

長時間テレビを久しぶりに見た。何だか長州・薩摩がものすごく極悪非道だ。

なぜ山下君が出ている軟弱な歴史?ドラマを見たのかというと,妻の母の母(=亡くなった祖母)が会津の出身で,白虎隊の生き残りの人の膝に抱かれたことがあるという……つまり,祖母は山下君がやっていると思われる人に抱っこされたことがあるからという,ただそれだけの理由である (-_^;)

昔,片方が会津で片方が長州の出身のカップルの披露宴に呼ばれたことがあるが,宴会は緊張しつつも盛り上がったことを思い出した。

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映画 Miss Potter

 英国では1月5日に公開()ということで,日本での公開も待たれます()。タイミング的にはGWなのかな?

 勘違いする人がいるとあれなんで申し上げておきますが,本作は“ハリー・ポッター”シリーズのスピンオフ作品ではありません。

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カン・ジェギュ監督『ブラザーフッド』(2004年,韓国)

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 朝鮮戦争(1950〜1953)を舞台に兄弟の愛と絆を描いた超大作。チャン・ドンゴン,ウォンビン主演。昨年,25歳で自らの命を絶ったイ・ウンジュ(「バンジージャンプする」ほか)がチャン・ドンゴンのいいなずけ役で出演。

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ラッセ・ハルストレム監督『ショコラ』(2000,アメリカ)

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 ある日,村(1950年代末フランスのとある小さな村という設定)によそ者(ジュリエット・ビノシュ)がやって来て村の秩序を乱し,その後,村は生まれ変わるが,よそ者はまたいずこともなく去って行く。……典型的な「異人譚」のパターンを踏襲しつつ,ロマンティック・ラブ・コメディ風に味つけされた作品。やや甘すぎる気もするが。


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リチャード・カーティス監督『ラブ・アクチュアリー』(2003年,英国/アメリカ)

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 ヒュー・グラント,コリン・ファース,アラン・リックマン(ダイ・ハードでハンス役,ハリー・ポッターシリーズではスネイプ先生役),キーラ・ナイトレイ,リーアム・ニーソン(シンドラーのリストのオスカー・シンドラー役),ローワン・アトキンソン(Mr.ビーン)などのスター勢ぞろいで繰り広げるラブ・コメディ。

 おっと,子役のトーマス・サングスター君,どこかで見たことあるなと思いながら思い出せなかったけど,2003年にテレビ映画として放映された「ヒトラー」で子ども時代のヒトラーを演じていたあの子でした。

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(以下,ネタバレ)

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ジョン・ムーア監督『オーメン666』(2006年,アメリカ)

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 1976年のオリジナル作品のリメイク版。怖いシーンも全部前作と同じだから,次に何が起こるかわかってしまって,ちっとも怖くない。

(以下,ネタバレ)

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ジョー・ライト監督『プライドと偏見』(2005年,英国)

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 英国の国民的作家,ジェーン・オースティンの原作“高慢と偏見(Pride and Prejudice)”の映画化作品。コリン・ファースがミスター・ダーシーを演じたBBC版『高慢と偏見』(*DVDも出てます)を観ていないので比較はできないが,これはこれで面白い。


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荻上直子監督『かもめ食堂』(日本,2005年)

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 フィンランドのヘルシンキに小林聡美が開いた小さな食堂「かもめ食堂」。そこにひょんなことから転がり込んでくることになった片桐はいり。やがて,かもめ食堂を舞台にさまざまな人間の交流がはじまっていく。


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クリント・イーストウッド監督『ミリオンダラーベイビー』(2004年,アメリカ)

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 女性ボクサー(ヒラリー・スワンク)とそのトレーナー(クリント・イーストウッド)の心の葛藤を静かに描き出したこの映画は,さすがに2005年のアカデミー賞(作品賞,監督賞,主演女優賞,助演男優賞)受賞作だけのことはある。

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ダニー・ボイル監督『トレインスポッティング』(1996年,英国)

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 1980年代後半,日々,ヤクと禁ヤクの間を行ったり来たりするスコットランドの若者たちを描いた作品。ユアン・マクレガーの出世作。

 スコットランドの荒涼たる大地を前に,こんな最低なところを占領するしかなかった落ちぶれたイングランドの従属国のスコットランドはもっと最低だ,みたいに毒づくシーンがあったけど,大笑い。うまく表現できないけれども,随所に出てくる悪態がすべて詩的でユーモアに溢れている。

 幻想的なシーンが多くなりがちなドラッグ・ムービーだが,本作品はそこは要所のみの使用でやや抑え目。むしろドラッグを冷静にとらえる視点で描かれているように思った。

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イ・ジェハン監督『私の頭の中の消しゴム』(韓国,2004年)

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 メロドラマ。若年性アルツハイマーに冒された妻が次第に記憶を失っていく。愛する夫の記憶さえも……。泣けるっちゃぁ,泣けるが,それだけ。

 前半の出会いから結婚まで,やや引っ張りすぎか? 母親のエピソードなども中途半端。いきなり妻の元カレをボコボコにしてしまうのはナゼ? 優しそうに見えて実はかなりヤバイ奴かも>チョルス(チョン・ウソン)


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ニキ・カーロ監督『スタンドアップ』(2005年,アメリカ)

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 暴力夫と離婚して故郷のミネソタに帰ってきたジョージー(シャーリーズ・セロン)。二人の子どもを養いつつ自立するために地元の鉱山で働くことを決意する彼女だったが,そこで待ち受けていたのは酷いセクハラだった。

 実話を下にしたこのドラマ。一人の女性労働者が孤立無援で会社相手に訴訟を起こすというのが,いかにもアメリカらしい。法廷で「正義」の弁舌をふるう弁護士とそれに共感して「立ち上がる」ほかの女性たちという構図のクライマックスは,やや掘り下げが足らなかった気もするが。


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田中誠監督『雨の町』(2006年,日本)

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設定は悪くないし途中まではなかなか良いのだが。もっと都会のど真ん中に子どもたちが帰ってくる設定のほうが怖かっただろう。降る雨のシーンもほとんどなく,タイトルとの齟齬も気になった。

「町じゃないじゃん!」というツッコミもごもっとも・笑


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阪本順治監督『亡国のイージス』(日本,2005)

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 何これ? 全然面白くなかったヨ


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アントワン・フークア監督『ティアーズ・オブ・ザ・サン』(2003年,アメリカ)

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 アメリカの「正義」をかっこよく描いた(つもりの)戦争映画だが,鼻白む思いを禁じえない。ただ,アメリカでも評判は今一つだったらしいので戦意高揚のプロパガンダ映画としての出来にもクエスチョンが付くのかな? 要するにアメリカ人さえもこんな映画で能天気にカタルシスを得てられないということだろう。


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スティーブン・スピルバーグ監督『ミュンヘン』(2005年,アメリカ)

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 レンタル版では特典映像ほかがないのが,ちょっと残念。わざわざDVDを買うほどではないが,見ごたえはある。3時間弱の長尺だが,だれることなく一気に見せる。

(ややネタバレ注意)


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クリストフ・パラティエ『コーラス』(2004年,フランス)

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 第二次世界大戦後間もないフランスの片田舎。問題児ばかり集めた寄宿舎に新任の舎監・マチュー先生が赴任してくる。やがてマチュー先生は,合唱を通じて子供たちの心を開いていく。

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テリー・ギリアム監督『ブラザーズ・グリム』(2005,アメリカ)

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 『未来世紀ブラジル』のテリー・ギリアム監督による久々の新作。あのグリム兄弟を主人公に描かれるファンタジーワールド。テリー・ギリアムにしてはやや物足りない気もするが,ディテールは凝っているし,大人も(が?)楽しめる作品。

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佐藤祐市監督『シムソンズ』(2006年)

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 トリノ・オリンピックでの活躍の記憶がまだ新しい日本女子カーリングチーム。その前のソルトレーク・シティでのオリンピックに出場したのが,この映画で描かれている北海道常呂町のシムソンズだ(うち,小野寺,林の両選手がチーム青森に移籍し,トリノに出場)。

 映画と実在の選手の対応関係は,こちらをご参考に。

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小泉堯史監督『博士の愛した数式』(2005年)

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 原作と印象が異なるのは当然。どちらが好きかと問われるならば,小川洋子の原作のほうが好みである。別に映画が悪いというわけではない。むしろ丁寧な作りであり,原作を大きく壊すことなしに監督の解釈を貫徹させているように思われる。

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本広克行監督『サマータイムマシン・ブルース』(2005年)

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 あまり期待してはいなかったが,面白い! 当たりですね・笑

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ゴア・ヴァービンスキー監督『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマン・チェスト』(2006年,アメリカ)

 日曜日のレイト・ショウで見てきました。スケールは第1作目よりも大きくなっていますが,面白さは1のほうが上かな? いや,2も決して悪くはないとは思うのですが,どうしても未消化な感じが残ってしまうのは,しょうがないかもしれません。

 やはり解決篇(解決するのか?)の3を観なくては……^^:::

 ところで,3ではいよいよ(?)東洋進出だそうです。中国の実在の海賊(サオ・フェン(張保仔)チョウ・ユンファ)も登場して,カリブの海賊もワールド・ワイドになるようです。もっとも,1,2でもイギリス東インド貿易会社(という名前でしたよね? 映画では。)が登場しているのですから,「東インド貿易」こそが,本来の主戦場であってしかるべきなのかもしれません。

 当然(?),オランダ東インド貿易会社も登場して,ますます“お宝”をめぐってのジャック・スパロウの冒険も楽しいものになってきそうです(_≧Д≦)ノ彡☆

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フランク・ダラボン監督『ショーシャンクの空に』(1994年,アメリカ)

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 以前から観たいと思っていたが,「感動大作」とのうたい文句に何となく引いていた。結構長尺だし。が,ようやく鑑賞。

 で,観て良かった映画。ただし,「感動大作」というのは大げさかと思う・笑

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